SixTONES 田中樹
デビューはただの通過点。ゴールでもスタートでもない。
田中樹はかつてこう言いました。
私も、そう思ってた。
だけど、いざ、彼らがデビューしたら、どんどん離れていく気がして、いつの間にか、沸かなくなってしまった。
テレビに出ることは当たり前になってしまい、数々の有名人に曲を提供していただき、多数のドラマや映画などに出演が決まる毎日。
色んな番組に出演をお願いするお便りを出していたあの頃とはもう違う。私の思いがなくても、テレビ出演が決まったり、音楽番組が決まったりする。
お礼メールやお礼ハガキを、律儀に出さなくても、また次の出演がすぐ決まる。
もちろん、彼らの努力が大きい。だけど、デビューした事実だけで後押ししてくれる事務所の力を感じざるを得なかった。
ホールツアーやTDCキャパだったライブも、いつの間にかアリーナツアー。
好きだけど、沸かない。不思議な感覚だった。
私はもういらないかも。私がいなくても、仕事はたくさん来るし、ファンも増えて、貢いでくれる人もたくさんできたね。自然と担降りが頭をよぎった。
こんな状態で、ファンです。なんてとても言えない。だからもう、担降りしよう。
ファンサを貰えたあの日も、ハイタッチしたあの日も、手紙を渡したあの日も、自名義で当てた前列舞台も、キャパ800の立見も、全部全部素敵な思い出だったよ。
1度は諦めたデビューという夢。あの日以降絶対に叶うと思ってなかったから、ドームで発表を聞いた時は、SixTONES担の人生で初めて大号泣しました。
田中樹を好きになってから10年。
本格的に応援をし始めて6年。
ずっと幸せでした。
よくある、ありふれたセリフだけど
私が後悔するくらいステキな人になってね。もっともっと、みんなに愛されますように。今まで本当にありがとう。出会えて応援できて幸せでした。
勝手に担降りしろよ、っていう意見もよく聞くけど、この6年間の思いをここに書き記しました。